利用方法

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インストール方法

ダウンロードページからプラグインをダウンロードし、各ユーザーのプラグイン用のディレクトリ

~/.gimp2.6/pulg-ins/

に保存してください。

このファイルに実行権限が与えられていない場合は、

chmod a+x  color_space_distance.py

のように実行権限を与えてください。

 

使い方

(1) Gimpを起動します

(2) (初回のみ)問題なくプラグインが読み込まれていることを確認します

『ヘルプ』→『プラグインブラウザ』を起動し、『検索』欄に、dstanceと入力すると、『Distance in Color Space』 という名前のプラグインが表示されればOKです。
Gimpプラグインブラウザ

(3) 画像を読み込むか、作成します。

例えば以下のような画像を読み込みます。

サンプル画像

(4) パスツールを選択し、色空間での距離を測りたい点を選択します。

パスツールによる選択

この画像ではストローク(直線でつながった一連のアンカー点。日本語ユーザーマニュアルでは『成分』、英語ユーザーマニュアルでは『component』となっています)が3つあり、一番左側にあるストロークは3点(白→緑→赤)で、中央のストロークはシアン1点からなり、右端のストロークは2点(マゼンダ→青)から構成されています。

(5) プラグインを起動します。

メニューより『フィルタ』→『Measure』→『Distance in color space』を選択します

(6) ダイアログが表示されます。

色空間距離表示のためのダイアログ

ダイアログの中段では、選択している点の座標、R,G,Bの値(0-255の値を、0-1に変換して表示)、CIEL*a*b*色空間での値を表示しています。

ダイアログの下段では、各点の画素値R,G,Bを3次元空間の点とみなして、2点間の距離を求めています(距離はユークリッド距離です)。同様に、L*,a*,b*色空間でも2点間の距離を求めています。

ユークリッド距離なので、1点目のr,g,b値を{tex}r_1, g_1, b_1{/tex}2点目の値を{tex}r_2, g_2, b_2{/tex}とすると、

{tex}\Delta RGB = \sqrt{(r_1-r_2)^2+(g_1-g_2)^2+(b_1-b_2)^2}{/tex}

のように求めることができます。L*, a*, b*も同様です。

(7) 色空間での距離を表示したいアンカー点を2つ選択すると、それに応じて距離が計算されて表示が更新されます。

選択点を変更した様子

 

注意点

以下に注意点を書いておきます。

  • Gimpの色管理は有効(『色管理されたディスプレイ』を選択)にしておきます。ただし、作業用色空間(別名、既定のRGBカラースペース、ともいう)はsRGBにします。つまり、『RGBプロファイル』の欄は『なし』を選択してください。

Gimpの色管理の設定画面

CMYKプロファイルとモニタープロファイルは用いないので必要な設定にしてください。

  • 複数のパスが存在する場合は、アクティブパスのみが対象になります(パスのダイアログで色がついて有効になっているもの)

パスダイアログ

  • パスツールにより作成した成分(直線でつながっている点)は、色空間距離表示のダイアログ中では、Strokeに対応します
  • パスツールにより選択したアンカー点は、同じ成分(同じストローク)にあるものが距離を求める2点として選択可能になります
  • Gimpはカラー、グレー画像、インデックスカラーの画像が扱えますが、本プラグインはカラー画像のみを対称としています
  • カラー画像であれば、アルファチャンネルがあっても動作しますが、アルファチャンネルの情報は無視します
  • レイヤーマスク、チャンネルマスクを選択した場合、本プラグインは実行できません
  • チャンネルツールでr,g,bチャンネルを不可視にしていても、本プラグインは考慮しません
  • ダイアログ表示後に、画像およびパスツールで操作をしても反映されない。かつ動作は保証しない。